鹿児島大学地域防災教育研究センター(Research and Education Center for Natural Hazards)

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「津波防災シンポジウム-東日本大震災後の津波減災・防災を考える-」を開催

2013-01-18

 地域防災教育研究センターと工学部海洋土木工学科では、東日本大震災発生から2年目を迎えるにあたり、1月11日、「津波防災シンポジウム-東日本大震災後の津波減災・防災を考える-」を開催し、一般(自治体、病院関係者等)、学生、教職員ら135名が参加しました。
 下川悦郎理事(企画担当)による開会挨拶に続いて、港湾空港技術研究所理事長(鹿児島大学理工学研究科 客員教授)の高橋重雄氏、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部教授・徳島大学環境防災研究センター副センター長の中野 晋氏による2件の講演が行われました。
 高橋氏は、「東日本大震災の教訓-これからの津波減災について」と題し、日本・世界の津波災害の事例や実験による津波の破壊力を紹介した上で、甚大被害 を想定し、GPS波浪計による震源に近い位置での観測・警報発令、ハザードマップの改良などによるソフト・ハード両面の性能設計を行い、的確な防災・減災 を行うことが必要と指摘しました。中野氏は、「巨大災害時代を迎えた事業所防災の進め方-企業、学校、病院等を対象として-」と題し、東日本大震災におけ る企業や学校等の被災と対応事例を紹介し、BCP(事業継続計画)を策定し事業の早期再開に備えることや、いざという時にどのように行動するかを簡潔に定 めたアクションカードの活用などを提案しました。
 引き続き、理工学研究科の柿沼太郎准教授の司会により参加者からの質問事項をもとにした総合討論が行われ、防災と減災を区別できるのか、BCP策定において重要となるのは何か、防災教育の在り方などの質問が出されました。
 自然が相手である防災について、各個人がより一層意識・関心を高めていくための有意義な機会となりました。

【高橋氏の講演】

 【総合討論の様子】

鹿児島県防災ハザードマップ

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