鹿児島大学地域防災教育研究センター(Research and Education Center for Natural Hazards)

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「自然災害学会オープンフォーラムが開催されます」

2014-08-20

9月23日(火・ 祝)に稲盛会館にて、鹿児島大学地域防災教育研究センターと日本自然災害学会の共同主催で「南九州・南西諸島海域における巨大津波災害の想定」と題するシ ンポジウムを開催します。

地域の地震・津波防災に係わる興味深いテーマと考えますので、ふるってご参加ください。入場は無料です。

平成26年度日本自然災害学会 オープンフォーラムのご案内

「南九州・南西諸島海域における巨大津波災害の想定」

開催日時:平成26年9月23日(火)14:00~17:30

場所:鹿児島大学稲盛会館 (鹿児島市郡元1-2140)

主催:鹿児島大学地域防災教育研究センター・日本自然災害学会

趣旨

 日本自然災害学会学術講演会の前日に開催しているオープンフォーラムは,開催地域に特有の自然災害をテーマとして,研究成果を一般の方々にもわかりやすく伝え,パネルディスカッションを通じて自然災害防止軽減に関する知識の普及・啓発を図ることを目的とするものです。

さて、2011年3月の東北地方太平洋沖地震では、これまでの想定をはるかに超える巨大な地震・津波により、約2万人に及ぶ尊い人命が奪われるという大災害となりました。中央防災会議「地震・津波対策専門調査会」は、今後、地震・津波の想定を行う際には、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大な地震・津波を検討すべきである、との提言を行っています。

今 回のオープンフォーラムでは、鹿児島大学、宮崎大学、琉球大学から、過去に南九州・南西諸島海域で発生した巨大津波災害について、津波堆積物調査などの科 学的知見に基づいた研究成果を報告致します。また、宮崎大学発ベンチャー企業である地震工学研究開発センターの野中哲也氏から、スーパーコンピューター 「京」を用いた3次元津波シミュレーションなどの先端的な数値解析結果についての紹介があります。パネルディスカッションでは、4名の講師の講演内容をもとに質疑・討論を行うとともに、想定される巨大津波に対する避難など防災対策について会場の参加者とともに議論する予定です。

13:30 開場

14:00~14:05  自然災害学会 会長挨拶                  高橋和雄

14:05~14:10  開会挨拶 (実行委員長)                    浅野敏之

講演 (30分講演+5分質問)

14:10~14:45 鹿児島県南西諸島海域における巨大地震・津波について

鹿児島大学理工学研究科 付属南西島弧地震火山観測所教授 後藤和彦

14:45~15:20 宮崎日向灘海岸における巨大地震津波の想定と地域の減災の取組みについて

             宮崎大学工学部 社会環境システム工学科准教授 村上啓介

15:20~15:55 八重山明和大津波と沖縄の巨大地震津波の想定について

                      琉球大学工学部 環境建設工学科教授 仲座栄三

15:55~16:30 津波数値シミュレーションの最前線

                      地震工学研究開発センター 代表取締役 野中哲也

休憩

パネルディスカッション

16:45~17:25 南九州・南西諸島海域における巨大津波災害の想定 (4名の講演者)

司会:鹿児島大学地域防災教育研究センター 岩船昌起

17:25~17:30  閉会挨拶  鹿児島大学地域防災教育研究センター       下川悦郎

オープンフォーラム日本自然災害学会ポスター-1

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