鹿児島大学地域防災教育研究センター(Research and Education Center for Natural Hazards)

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平成26年度 防災・日本再生シンポジウム「桜島火山と地域防災-大正噴火の経験を活かす-」が開催されます

2014-10-06

平成26年度 防災・日本再生シンポジウム

桜島火山と地域防災

―大正噴火の経験を生かす―

 

      

日 時 平成261025日(土)13:0016:5012時開場)

    場 所 かごしま県民交流センター県民ホール(鹿児島市山下町1450

 

桜島は本年、大正噴火から数えて100年の節目を迎えた。姶良カルデラと桜島の下のマグマだまりには、この100年をかけてマグマの蓄積が続いており、近い将来、大正噴火級の大規模噴火の発生も想定されている。

桜島の大規模噴火災害に対する備えは、喫緊の課題である。大正噴火時と比べると、火山学の進歩を背景に桜島の火山噴火予知のための観測体制は飛躍的に整備され、防災情報は量・質ともに向上した。毎年112日の噴火記念日には、大規模噴火を想定した総合防災訓練も行われており、住民の防災意識は高い。しかし、大正噴火後の100年で桜島周辺の人口は大幅に増加し、社会の諸機能は大きな変貌を遂げている。大噴火が発生すれば、それによる被害は大正噴火による被害と比較にならないほど大規模で深刻なものとなろう。そう考えるとき、大噴火に対する桜島の防災減災体制の現状は多くの課題を抱えているといえる。

本シンポジウムでは、今後想定される桜島の大規模噴火にどう備えるか、火山防災体制の現状と課題について整理するとともに、噴火災害に対する防災体制をさらに強化するための方策について議論する。ところで、平成23311日に発生した東日本大震災は、警戒避難対応や発災時の応急対応において大規模災害に共通する多くの教訓を残し、復旧復興やコミュニティの再生においても克服するべき課題を山積させている。こうした一連の災害対策における教訓や課題も踏まえながら、桜島における大規模噴火災害の防災減災対策について考える。

主催 国立大学法人鹿児島大学 地域防災教育研究センター

共催 一般社団法人国立大学協会

    後援(申請中を含む)

鹿児島県、鹿児島市、霧島市、垂水市、姶良市、鹿屋市

鹿児島県消防長会、日本赤十字社鹿児島県支部、鹿児島地方気象台

国交省九州地方整備局大隅河川国道事務所、日本防災士機構

NHK鹿児島放送局、MBC南日本放送、KTS鹿児島テレビ

KKB鹿児島放送、KYT鹿児島読売テレビ、南日本新聞社

141025_シンポジウム(桜島火山と地域防災)-1

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