この度、鹿児島大学地域防災教育研究センターでは、下記の要領で緊急被ばく医療の講演会(一部)および研修会(二部)を開催いたします。興味のある方は是非ご参加ください。(※事前申込みが必要です)
<緊急被ばく医療の講演会・研修会の開催>
【日時】平成28年2月7日(日)一部 8:30~10:20
二部 10:30~15:30
【会場】鹿児島大学桜ケ丘キャンパス 医学部保健学科・保健学研究科棟 5階601講義室
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(桜ケ丘キャンパスマップ19番)
~プログラム~
【一部:講話】8:30~10:20
○開会の言葉 鹿児島大学地域防災教育研究センター長 浅野敏之
○講話「放射線災害時の医療施設の備え」
福島県立医科大学災害医療総合学習センター講師 熊谷敦史先生
○講話「放射線災害時の看護師の役割」
福島県立医科大学災害医療総合学習センター助手 吉田浩二先生
【二部:実習】10:30~15:30
○実習「被ばく・汚染傷病者受け入れ」
福島県立医科大学災害医療総合学習センター講師 熊谷敦史先生
同 助手 吉田浩二先生
同 助手 安井清孝先生
○閉会の言葉
○講演会および研修会の内容:
今回は、緊急被ばく医療の講演会と研修会を開催致します。鹿児島県では、防災対策として、緊急被ばく医療の体制の強化・整備が必要になっています。そこで、「放射線災害時の医療施設の備え」と題し、福島県立医科大学災害医療総合学習センターの講師 熊谷敦史先生から講話をいただきます。熊谷先生は、医師として、東日本大震災の直後から長崎大学被ばく医療支援チームの隊長として、福島県の災害支援活動に参加しています。そこでの緊急被ばく医療の実際について、支援活動をどのように組織して活動を行ってきたのかについて、お話をいただき、鹿児島の医療施設がどのような備えが必要なのかに焦点を当てていただきます。また、吉田先生には、「放射線災害時の看護師の役割」と題し、熊谷先生と同じ長崎大学被ばく医療支援チームの看護師として、災害支援活動に参加して、福島県立医科大学において緊急被ばく医療の体制を構築に尽力致しました。その経験を活かし、放射線災害時の看護師の役割についてお話いただきます。特に、今回は「被ばく・汚染傷病者受け入れ」の実習を取り入れ、知識と技術が修得できるように研修会を企画いたしました。
なお、二部の研修会への参加申込みは、研修場所の都合上、人数を20名と限らせていただきます。また、事前登録に関して、メールまたはFAXにて、施設名/氏名/年齢/職種/連絡先 (様式任意)を明記の上、下記の事務局に1月22日までにお申し込みください。多くの方のご参加をお待ちしております。
【事務局】
鹿児島大学医学部保健学科 総合基礎看護学講座 松成裕子
〒890-8544 鹿児島市桜ヶ丘8-35-1
TEL&FAX:099-275-6754
E-mail:matsuy@health.nop.kagoshima-u.ac.jp