地域防災教育研究センター主催の「第10回鹿大防災セミナー」が12月10日(木)に開催されました。
このセミナーは、災害や防災に関連する研究の現状や教育・行政等の取組みについて発表する場として企画されましたが、同時にセンターの兼務教職員や関係する諸機関との交流を深め、防災対応での連携を強める契機となることも期待されています。
今回のセミナーには、鹿児島大学の教職員および学生のほか、鹿児島県、鹿児島市、鹿児島地方気象台の方々を含め43名の参加がありました。
本センターの火山災害分野の責任者である松井智彰准教授(法文教育学域教育学系)の開会挨拶に続いて、本学の名誉教授である木下紀正氏が「噴煙の映像観測・衛星画像解析と火山防災」について、三島村役場の大岩根尚氏(総務課地球科学研究専門職員)が「三島村・鬼界カルデラジオパークにおける防災への試み」について講演を行いました。
それぞれの講演後には質疑応答も行われ、活発な議論・意見が交わされました。今回のセミナーは学生の参加が多く、学外関係者の講演でもあったことから、教職員や学生、関係機関との交流、相互理解を深める場となりました。
【防災セミナーの様子】
【木下紀正氏の講演の様子】
【大岩根尚氏の講演の様子】