12月4日(金)、本学地域防災教育研究センター主催の「看護師に必要な放射線防護の知識―被ばく低減のために」と題した講演会が桜ケ丘キャンパスにて開催されました。
この講演会は、放射線診療に関わる看護師を対象に、現場で放射線について正しい知識を身につけて従事することを目的として企画されました。今回の講演会には、医学部保健学科の教員、大学病院の診療放射線技師、看護師の方々の25名の参加がありました。
講演では、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科修士課程の放射線看護専門看護師コースを修了され、現在、福島県立医科大学先端臨床研究センターの分子イメージング部門臨床イメージングユニットの副主任看護技師としてご活躍中の佐藤良信氏より、現場で行われている診断のための検査、治療において理解しておくべき知識について、放射線の基本から放射線防護までわかりやすく説明していただきました。
現在、大学病院では、緊急被ばく医療体制の構築が課題となっており、講演後には、参加者との意見交換も活発に行われました。今回の研修を実践に活かし、放射線防護に対する意識が高まる機会となりました。
【佐藤良信氏の講演の様子①】
【佐藤良信氏の講演の様子②】
【受講の様子】