<第8回噴煙火山ガス研究会>
鹿児島大学地域防災教育研究センターでは、下記の要領で噴煙火山ガス研究会を開催いたします。研究会への参加は学内外のどなたでも可能です。興味のある方はご参加ください。(事前申込みは不要です。)
日時:平成28年1月29日(金)16:30~17:30
会場:鹿児島大学 産学官連携推進センター1階 ディスカッションルーム
※前回と場所が異なります。
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(郡元キャンパスマップ30・31番)
○講演題目: 火山噴煙・ガスの教材化
○講演者: 飯野直子(熊本大学教育学部准教授)・今村唯(熊本大学教育学部4年生)
○講演内容:
平成20年に告示された学習指導要領の理科では、実感を伴った理解、自然を探究する能力や態度の育成、科学的な知識や概念を活用したり実生活や実社会と関連付けしたりしながら科学的な見方や考え方を育成すること、自然に対する総合的なものの見方を育てることが重視されている。
本研究室では、阿蘇や桜島といった地域の火山を対象に、小・中学校における火山学習や防災教育、気象学習を活用してとりくむ学習課題用の教材開発ための基礎研究と教材化を行っている。ここでは、①阿蘇火山噴煙映像の教材化(飯野直子)と②2013年度の桜島島内二酸化硫黄高濃度事象の解析と教材化(今村唯)について紹介する。
噴煙火山ガス研究会*
*研究会は鹿児島大学「噴煙・火山ガス研究グループ」(代表者:教育学部木下紀正教授(現鹿児島大学名誉教授))により2000 年に開始されました。火山噴火に伴い放出される火砕物や火山ガスの形態、監視、社会への影響などについて、学術研究にとどまらず、火山地域で生活する住民や地域社会の防災力の向上について考える研究会です。