島嶼およびへき地のルーラルナーシングと災害看護について、諸外国の状況や特定行為研修制度の影響を参考にして議論を深め、看護活動に活かすことを目的として、平成28年2月6日(土)13:00-17:30、生涯学習プラザ・男女共同参画センター(サンエールかごしま)で、第4回かごしま国際看護フォーラムを開催しました。主催は鹿児島大学地域防災教育研究センター、共催は鹿児島大学医学部、鹿児島大学医学部・歯学部附属病院看護部、鹿児島県看護協会であり、テーマを「島嶼・へき地におけるルーラルナーシングと災害看護」として、国内外から4名の講師を招きました。講師は、サンフランシスコ大学看護学部教授・学部長(米国)のDr. Judith F. Karshmer(急遽来日できなくなり、Dr. Mary Andrewsが原稿代読)、サスカチュワン大学看護学部講師(カナダ)のDr. Mary E. Andrews、中央大学校赤十字看護大学(韓国)のDr. Ogcheol Lee、参議院議員の石田昌宏氏でした。
講演後には総合討論の場を設け、テーマに関して聴講者とディスカッションを行いました。実際に島嶼で看護活動を行っている看護師、へき地医療や災害対策に携わっている行政保健師や職員、地域医療に力を入れている病院や特定行為研修制度を取り入れようと考えている病院看護師、災害看護やルーラルナーシングの教育に携わっている看護教員および学生ら、県内外から計164名の看護職が参集し、活発なディスカッションが行われました。
【会場の様子①】
【会場の様子②】
【質疑応答の様子】