地域防災教育研究センター主催の「第11回鹿大防災セミナー」が2月26日(金)に開催されました。
このセミナーは、災害や防災に関連する研究の現状や教育・行政等の取組みについて発表する場として企画されましたが、同時にセンターの兼務教職員や関係する諸機関との交流を深め、防災対応での連携を強める契機となることも期待されています。
今回のセミナーには、鹿児島大学の教職員および学生のほか、鹿児島地方気象台、鹿児島県、鹿児島市消防局の方々を含め30名の参加がありました。
本センターの地震・津波災害分野の責任者である小林励司准教授(理工学域理学系)の開会挨拶に続いて、鹿児島地方気象台の地震津波防災官である緒方誠氏が「気象庁の津波警報について」、本学理工学域工学系海洋土木工学専攻の浅野敏之教授(地域防災教育研究センター長)が「津波観測波形を用いた津波波源の逆解析とリアルタイム津波予測」について講演を行いました。
それぞれの講演後には質疑応答も行われ、活発な議論・意見が交わされました。今回、学外関係者の講演もあったことから、教職員や学生、関係機関との交流、相互理解を深める場となりました。
【緒方誠氏の講演の様子】
【浅野敏之教授の講演の様子】
【質疑応答の様子】