2014年の御嶽山噴火による人命被害、全島民が避難した2015年の口永良部島噴火、大規模噴火の可能性が指摘されている桜島など、火山噴火に対する防災・減災の取り組みは喫緊の課題です。本ワークショップの第1部では、大規模噴火時に何が起きるのか、それに対処するために何を準備しておくべきかについて、大学、地方自治体や民間の防災担当者、住民の方を交えて議論します。第2部では、大正噴火級大噴火の再来に備えた火山観測や防災・減災に資する最新の技術開発を紹介します。
防災ワークショップ「大規模火山噴火時の地域防災」
【日時】平成28年3月5日(土)
第1部 10:00~12:30(開場 9:30)
第2部 14:00~17:00(開場13:30)
【場所】鹿児島大学共通教育棟1号館125号講義室(郡元キャンパス内)
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(郡元キャンパスマップ57番)
【主催】本学地域防災教育研究センター
次世代安心・安全ICTフォーラム
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【後援】 内閣府(防災担当)、文部科学省、国土交通省九州地方整備局、総務省九州総合通信局
【協力】 防災科学技術研究所、情報通信研究機構
<プログラム>
【1部】何が起きるのか、何をなすべきか
司会:下川 悦郎(鹿児島大学 地域防災教育研究センター 特任教授)
- ○ 主催者挨拶 前田 芳實(鹿児島大学 学長)
1)大規模噴火の歴史
「大規模噴火の実例」 小林 哲夫(鹿児島大学名誉教授)
2)どんなことが起きるか
「大噴火でどんなことが起きるか」 三田 和朗(株式会社ホウセイ・技研 常務執行役員技師長)
3)何を準備すべきか
「災害時の体制」 大竹 俊光(鹿児島県危機管理防災課)
「セーフコミュニティによる取組」 郡司 清隆(鹿児島市危機管理課)
「病院の準備、家庭の備え」 内山 美香(鹿児島大学病院 救急病棟副師長)- ○ 第1部の閉会と第2部のご案内
熊谷 博(次世代安心・安全ICTフォーラム 企画部会 部会長 / 情報通信研究機構 耐災害ICT研究センター 副研究センター長)
【2部】大規模火山噴火時に立ち向かう最新技術開発
司会:熊谷 博(次世代安心・安全ICTフォーラム 企画部会 部会長 / 情報通信研究機構 耐災害ICT研究センター 副研究センター長)
- ○ 主催者挨拶 富田 二三彦(次世代安心・安全ICTフォーラム 副会長 / 情報通信研究機構 理事)
1)基調講演
「大規模噴火の監視と防災の課題」 山里 平(気象研究所 火山研究部長、前鹿児島気象台長)
2)技術セッション 噴火被害の観測・予測・減災技術の最前線
コーディネータ:臼田 裕一郎(防災科学技術研究所)「災害リスク情報の共有と利活用」 臼田 裕一郎(防災科学技術研究所)
「火山防災への取組」 永吉 修平(国土交通省九州地方整備局)
「大規模噴火の降灰予測」 新堀 敏基(気象研究所)
「雲の上から火山の状況を把握 -航空機搭載SAR-」 浦塚 清峰(情報通信研究機構)
「地域内の通信と情報共有を実現する途切れにくいネットワーク」 井上 真杉(情報通信研究機構)
「滞空時間の長い無人機による無線中継と災害モニタリング」 三浦 龍(情報通信研究機構)- ○ワークショップを閉じるにあたって
浅野 敏之(鹿児島大学 地域防災教育研究センターセンター長)
※ 詳細については、次世代安心・安全ICTフォーラムのホームページでもご覧いただけます。
【お申込み先】
参加希望の方は、メールに以下の必要事項をご記入の上、ictfss-2016-kagoshima@ml.nict.go.jp
まで送信してください。
- 件名:防災ワークショップ「大規模火山噴火時の地域防災」参加希望
- お名前(ふりがな)
- メールアドレス
- 所属(会社・団体名)
- お電話番号
【お問い合わせ先】
本学地域防災教育研究センター
TEL:099-285-8919
E-mail:dbase@gm.kagoshima-u.ac.jp