地域防災教育研究センター主催の「第12回鹿大防災セミナー」が8月3日(水)に開催されました。
このセミナーは、災害や防災に関連する研究の現状や教育・行政等の取組みについて発表する場として企画されましたが、同時にセンターの兼務教職員や関係する諸機関との交流を深め、防災対応での連携を強める契機となることも期待されています。
今回のセミナーには、鹿児島大学の教職員および学生のほか、鹿児島地方気象台、町内自治会等31名の参加がありました。
本センターの放射線災害分野責任者である秋葉澄伯教授(医歯学域医学系)の開会挨拶に続いて、本学医歯学域医学系の松成裕子教授が「放射線災害部門における医学部保健学科のこれまでの取り組み」について、薩摩川内市原子力安全対策室の遠矢一星室長が「原子力防災に関する薩摩川内市の取り組み」について講演を行いました。
それぞれの講演後には質疑応答も行われ、活発な議論・意見が交わされました。今回のセミナーは自治体関係者の講演でもあったことから、教職員や学生、自治体関係機関との交流、相互理解と連携につながる場となりました。
【松成裕子教授の講演の様子】
【遠矢一星室長の講演の様子】