地域防災教育研究センター主催の「第13回鹿大防災セミナー」が10月20日(木)に開催されました。
このセミナーは、災害や防災に関連する研究の現状や教育・行政等の取組みについて発表する場として企画されましたが、同時にセンターの兼務教職員や関係する諸機関との交流を深め、防災対応での連携を強める契機となることも期待されています。
今回のセミナーには、鹿児島大学の教職員および学生のほか、海上保安庁、鹿児島地方気象台の方々を含め36名の参加がありました。
本センターの総合防災分野責任者である黒光貴峰准教授(法文教育学域教育学系)の開会挨拶に続いて、本センター兼務教員である深瀬浩三講師(法文教育学域教育学系)が「歴史的文化財の保全のためのマッピング化の試み―文化財地理情報データベースの利用―」について、柿沼太郎准教授(理工学域工学系)が「津波の数値シミュレーション」について、それぞれ講演を行いました。
講演後には質疑応答も行われ、活発な議論・意見が交わされ、教職員や学生、防災関係機関との交流・相互理解と連携につながる場となりました。
【深瀬浩三講師の講演の様子】
【柿沼太郎准教授の講演の様子】