鹿児島大学地域防災教育研究センター(Research and Education Center for Natural Hazards)

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「第15回鹿大防災セミナー」を開催

2017-03-30

地域防災教育研究センター主催の「第15回鹿大防災セミナー」が3月21日(火)に開催されました。

このセミナーは、災害や防災に関連する研究の現状や教育・行政等の取組みについて発表する場として企画されましたが、同時にセンターの兼務教職員や関係する諸機関との交流を深め、防災対応での連携を強める契機となることも期待されています。

今回のセミナーには、鹿児島大学の教職員および学生のほか、鹿児島地方気象台の方々を含め31名の参加がありました。

本センターの火山災害分野責任者である松井智彰准教授(法文教育学域教育学系)の開会挨拶に続いて、眞木雅之特任教授(地域防災教育研究センター)が「火山噴火研究のための三次元気象レーダデータ解析ツール(ANT3D)について」、丸谷美紀教授(医歯学域医学系)が「火山災害と健康支援―地域の文化に即して」について、それぞれ講演を行いました。最初の講演では、気象レーダによって測定された降雨や降灰の三次元レーダデータを解析するためのツールについて、実際に解析した結果を事例に基づいて地上から撮影した噴煙の写真と比較しながら紹介されました。また、次の講演では、看護の視点から火山災害時の健康支援について、近年示された多様な行動基準等に照らし合わせながら地域の文化に即した事例が紹介されました。

講演後には質疑応答も行われ、活発な議論・意見が交わされ、教職員や学生、防災関係機関との交流・相互理解と連携につながる場となりました。

 

 

 

 

 

【眞木雅之特任教授の講演の様子】

 


 

 

 

 

【丸谷美紀教授の講演の様子】

 

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