*日本地震学会秋季大会一般公開イベント開催のお知らせ
鹿児島で開催される日本地震学会2017年度秋季大会の一環として、一般市民を対象とした「一般公開セミナー」および「地震の教室(親子向け・教員向け)」を開催します。地域防災教育研究センターが後援をしています。
**1.一般公開セミナー
***「鹿児島の地震津波防災を考える―過去の災害に学ぶ―」
鹿児島県とその周辺(南九州)においては、1911年喜界島近海の地震(M8.0)や1914年桜島噴火に伴う地震(M7.1)、1968年えびの地震(M6.1)、1997年鹿児島県北西部の地震(M6.6, M6.4)等が発生し、大きな被害を受けている。南海トラフで繰り返し発生している津波による被害も大きい。将来においても同様の地震や津波が南九州を襲うことが予想されている。しかし、地域住民の地震や津波への警戒感は希薄である。こうした状況を打開するには、地震や津波に関する正しい知識を地域住民が身に付けることが必要である。近年の大きな震災を通して科学的な知見と教訓を学び、南九州における過去の地震や津波を知ることによって、どのように備えれば良いのかを考えてもらうことを目指す。
【日 時】10月28日(土) 13:30~16:30
【場 所】かごしま県民交流センター(県民ホール)
鹿児島市山下町14-50
[ http://www.kagoshima-pac.jp/ ]
【対 象】一般市民
【参加費】無料
【講 演】
■「2011年東日本大震災の津波とその教訓」
佐竹健治 東京大学教授
■「2016 年熊本地震とその教訓」
清水洋 九州大学教授
■「南九州の地震・津波と防災」
中尾茂 鹿児島大学教授
【事前お申込】不要。直接、会場へお越しください。
【お問合せ先】日本地震学会事務局(zisin [at] tokyo.email.ne.jp)([at]を@にかえてください)
【主 催】日本地震学会
【後 援】鹿児島大学地域防災教育研究センター
**2.地震の教室(親子向け・教員向け)
***(1)親子向け教室 「地震計を作って、ゆれを測ってみよう!」
【日 時】10月28日(土) 10:00~(12:00終了予定)
【場 所】鹿児島県立博物館
鹿児島市城山町1-1
[ https://www.pref.kagoshima.jp/hakubutsukan/ ]
【対 象】親子10組程度(中・高校生はこども同士も可)
【参加費】無料
【内 容】簡単な材料で地震計を手作りし、地面や建物の揺れを測ってみます。パソコンにつなぎ、測定した揺れを目で見て実感できます。
【事前お申込】必要。10月10日(火)締切。(定員に余裕があれば、当日参加も可能です)
日本地震学会 2017年親子教室 担当係まで親子の氏名、学年を記し、電子メールでお願いします。
(ssj2017-oyako [at] catfish.dpri.kyoto-u.ac.jp)([at]を@にかえてください)
【主 催】日本地震学会
【協 力】鹿児島県立博物館
関西地震観測研究協議会地震防災教育ワーキンググループ
【後 援】鹿児島大学地域防災教育研究センター
***(2)教員向け教室
「小中高の授業ですぐに使える地震を教える教材紹介」
【日 時】10月28日(土) 10:00~13:00
【場 所】鹿児島県立博物館
鹿児島市城山町1-1
[ https://www.pref.kagoshima.jp/hakubutsukan/ ]
【対 象】主に小・中・高等学校の教員
【参加費】無料
【内 容】断層、地震の揺れ、液状化など、理科の授業で使える教材を紹介します。教材レシピの配布もあります(先着順)。
【事前お申込】不要。直接、会場へお越しください。
【お問合せ先】日本地震学会事務局(zisin [at] tokyo.email.ne.jp)([at]を@にかえてください)
【主 催】日本地震学会
【協 力】鹿児島県立博物館
【後 援】鹿児島大学地域防災教育研究センター