平成29年9月18日(月)に桜ケ丘キャンパスにて、環境省および鹿児島大学地域防災教育研究センター共催の「原子力災害対応セミナー」が開催されました。
この会では、「福島の震災から、災害支援について考える」と題しまして、長崎大学医歯薬学総合研究科准教授の吉田浩二先生から「医療を学ぶ学生は何をすべきか、何ができるのか」が問いかけられ、ご自身の東京電力福島第一原子力発電所事故での経験を看護職の立場から話していただきました。
現在、原子力災害医療体制の構築強化が進められる中、今回は、医学部保健学科の学生に加え、大学病院の診療放射線技師、看護師や市内の医療系専門学校の診療放射線技術科の教員、診療放射線技師の方々の24名の参加もありました。
学生には、今回の講演会で得られた知識を今後の科目や演習・実習に活かし、医療職としての成長につなげて欲しいと期待しています。
【吉田浩二先生の講演の様子】