第23回鹿大防災セミナー(地震火山地域防災センター主催)を6月18日(火)に開催いたしました。本セミナーには、本学の教職員および学生のほか、鹿児島地方気象台など学外の方々を含め、50名の参加がありました。
本センター調査研究推進部門長の小林励司准教授(理工学研究科理学系)の開会挨拶に続き、2つの講演を行ないました。
中谷剛氏(地震火山地域防災センター 特任研究員)は、「レジリエントな地域社会の実現に向けた防災減災の取り組み」と題して、リアルタイムの豪雨・浸水予測の社会実装や、気象災害の防災教育について紹介され、今後の抱負について語られました。
続いて、小林励司氏(理工学研究科理学系 准教授)は、「最近の地震に関するスライド教材の開発と2019年5月10日日向灘の地震 (M6.3) の例」と題して、国内で発生した地震の解説をするスライド教材について、その開発と実際の例が紹介されました。
講演後は質疑応答があり、活発な議論・意見が交わされ、教職員や学生、防災関係機関との交流と相互理解、連携につながる場となりました。


