第24回鹿大防災セミナー(地震火山地域防災センター主催)を9月12日(木)に開催いたしました。本セミナーには、本学の教職員、鹿児島地方気象台など学外の方々を含め、27名の参加がありました。
本センター調査研究推進部門長の小林励司准教授(理工学研究科理学系)の開会挨拶に続き、2つの講演を行ないました。
今村圭子氏(医歯学域医学系 助教)は、「離島における介護職者の防災に対する認識について-奄美市と五島市の比較-」と題して、介護職員育成における防災教育上の課題を示すことを目的に、鹿児島県奄美市と長崎県五島市とで行われた防災に対する認識の比較調査について報告されました。

続いて、福満博隆氏(共通教育センター 准教授)は、「防災と自然体験活動のすすめ」と題して、避難所生活での健康問題を踏まえ、自然体験活動のストレス耐性に及ぼす影響の調査について報告されました。

講演後は質疑応答があり、活発な議論・意見が交わされ、教職員や防災関係機関との交流と相互理解、連携につながる場となりました。

