第26回鹿大防災セミナー(地震火山地域防災センター主催)を1月22日(水)に開催いたしました。本セミナーには、本学の教職員、学生、および鹿児島地方気象台など学外の方々を含め、36名の参加がありました。
本センターの調査研究推進部門長である小林励司先生(理工学研究科理学系)の開会挨拶に続き、2つの講演を行ないました。
審良善和准教授(理工学研究科工学系)は、「地震体験から得られること・伝えたいこと」と題して、地域住民の防災意識向上を目的とした体験学習プログラムとして行われた、振動台を使った揺れや免震の体験学習や、レゴブロックを使った構造物の振動実験について報告されました。
続いて、眞木雅之特任教授(地震火山地域防災センター)は、「船舶レーダによる噴石の検出」と題して、船舶レーダを利用した噴石の観測の試みとして、疑似噴石の落下実験や、打ち上げ花火の検出実験、そして実際の桜島での試験観測について報告されました。
講演後は質疑応答があり、活発な議論・意見が交わされ、教職員や防災関係機関との交流と相互理解、連携につながる場となりました。
審良善和准教授の講演の様子 眞木雅之特任教授の講演の様子