今回、コロナ禍ではありましたが、令和3年1月23日(土)14時00分~16時30分に、環境省と鹿児島県診療放射線技師会、鹿児島大学地震火山地域防災センターとの共催により、オンラインにて開催いたしました。講師の先生は、長崎大学病院の奥野浩二先生、そして、同じく岩竹聡先生に務めていただきました。
奥野先生には「福島原子力発電所事故について」と題して、原発事故について振り返っていただき、原子力災害時の診療放射線技師の役割について説明していただきました。また、岩竹聡先生には、「原子力災害時の放射線による健康影響について」と題して、今回は心理的な影響について新たな情報を解説していただきました。
初めてのオンライン開催ではありましたが、薩摩川内市、鹿児島市の医療施設の診療放射線技師の方をはじめ、鹿児島医療技術専門学校の診療放射線技術学科の学生の皆さんに参加いただくことができ、40名の参加者となりました。この環境省と鹿児島県診療放射線技師会、本センターによる共催の研修会も年々と充実することができています。そして、地域の関係者、関連職能団体と連携し、原子力防災の発展、充実に貢献していきたいと考えます。