鹿児島大学地域防災教育研究センター(Research and Education Center for Natural Hazards)

最新情報|鹿児島大学地域防災教育研究センター

共通教育科目「いのちと地域を守る防災学」を開講

2013-05-15

 地域防災教育研究センターでは、2013年度鹿児島大学共通教育科目として、「いのちと地域を守る防災学Ⅰ(前期),Ⅱ(後期)」を開設し、4月10日(水)に、第1回目の講義が行われました。
 本科目は、主に地域防災教育研究センターに所属する教員(センター特任教授、法文学部、教育学部、理工学研究科、農学部、学術情報基盤センター、国際島嶼教育研究センターなど)が講師となり、学生が自然災害やその対策について広い知識を学ぶと同時に、地域自治体や防災組織が現在行っている防災への取り組みや新しい技術を理解し、災害時には支援やボランティア活動を担うことのできる態度・志向性を養うことを目的として開設されました。
 本科目を受講することで、学生が社会参画や社会貢献について考えるきっかけとなり、また、実践的な講義を通して、地域が抱える様々な問題に修了生が積極的に取り組み、地域防災力の向上に寄与できる人材として育っていくよう願っています。


【4月10日(水)第1回講義の様子】

講義の様子

 

 

 

 

 

 

 



 

講義の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<授業計画:前期>※内容等が変更になる場合があります。
1.講義の目的/防災リーダーとは/最近の災害事例
2.地域防災と地域社会
3.地形観察から考える防災-地形図判読と野外観測-
4.土砂災害から身を守る
5.リスクマネジメントと防災手法
6.島嶼災害と対策
7.津波・高潮対策
8.火山災害
9.鹿児島の自然災害史
10.河川災害
11.建築物の地震災害と耐震設計
12.農地災害
13.福島に学ぶ-放射線災害と情報伝達-
14.積乱雲の驚異-ゲリラ豪雨・雷・竜巻から身を守る-
15.仮設住民のくらし-震災から2年

<授業計画:後期>※内容等が変更になる場合があります。
1.防災と防犯からみる地域のセキュリティ
2.学校教育における防災対策のあり方-安全安心な幼稚園づくりを目指して-
3.トラウマの理解と心理的ケアⅠ
4.トラウマの理解と心理的ケアⅡ
5.ハザードマップ
6.南海トラフ地震津波の対応の現状
7.学校教育における防災教育の実情と課題
8.大規模災害と情報通信Ⅰ
9.大規模災害と情報通信Ⅱ
10.自然災害に対する行政の危険防止責任
11.鹿児島県の危機管理
12.鹿児島県の原子力安全対策
13.緊急防災速報
14.防災グループ演習Ⅰ
15.防災グループ演習Ⅱ

 

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