10月2日(水)、地域防災教育研究センター主催の「第2回鹿大防災セミナー」が開催されました。
このセミナーは、災害や防災に関連する研究の現状や教育・行政等の取組みについて発表する場として企画されたものです。同時に本セミナーは、センターの兼務教職員や関係する諸機関との交流を深め、防災対応での連携を強める契機となることも期待されています。今回は、鹿児島大学の教職員、学生および行政機関等から、33名の参加がありました。
浅野敏之教育部門長の開会挨拶に続いて、本センターの兼務教員である小林励司准教授(理工学研究科)が「鹿児島県における地震・津波リスク-高頻度から低頻度まで、大規模から小規模まで-」、続いて、佐藤宏之准教授(教育学部)が「地域の歴史文化をどのように形成し、豊かにしていくのか-歴史資料の防災ネットワーク構築にむけた取り組み-」と題して講演を行いました。
それぞれの講演後には、分野の異なる参加者からの意見や質問が出され、防災に関する相互理解を深めている様子でした。