地域防災教育研究センター主催の「第3回鹿大防災セミナー」が1月16日(木)に開催されました。
このセミナーは、災害や防災に関連する研究の現状や教育・行政等の取組みについて発表する場として企画されましたが、同時にセンターの兼務教職員や関係する諸機関との交流を深め、防災対応での連携を強める契機となることも期待されています。今回のセミナーには、鹿児島大学の教職員、学生および行政機関の方々など、42名の参加がありました。
本センターの水害・土砂災害分野の責任者である安達貴浩教授の開会挨拶に始まり、本センター兼務教員である酒匂一成助教が「降雨時の斜面崩壊予測システムの構想と研究の進捗状況」について、清水寺での調査研究結果等を用いての講演を行いました。続いて、国土交通省九州地方整備局川内川河川事務所より、宗琢万氏が「川内川における水害対策の取り組み」と題して川内川におけるソフト面・ハード面での対策についての講演を行いました。それぞれの講演後には質疑応答も行われました。
今回のセミナーは学外関係者からも講演に加わって頂くなど、参加者双方にとって大変有意義な機会となりました。
【酒匂先生の講演の様子】
【宗 琢万氏の講演の様子】
【質疑応答の様子】