大雨防災ワークショップが教育学部でありました


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 地域防災教育研究センター地域連携部門(兼任)黒光貴峰准教授(法文教育学域教育学系)が、令和5年2月8日(水)に教育学部にて行われた「住居学概論」の授業に轟気象情報官(鹿児島地方気象台)を招き、教員免許資格取得を目指す学生15名を対象に「大雨防災ワークショップ」を行いました。

 本ワークショップでは、冒頭、轟気象情報官から、鹿児島市で平成5年8月6日に発生した豪雨による土砂崩れや河川氾濫の映像を視聴させながら、大雨によってどのような災害が発生するかについて説明があった後、学生は3~4名のグループに分かれて「経験したことがない大雨」が降った場合の行動をシミュレートすることとなりました。
 ここでは、自分の居住場所は山の近くか、川の近くか、どんな建物に住んでいるか、家族構成はどうなっているかなどの条件設定を行い、ハザードマップで地域の災害リスクを把握しながら、気象台から段階的に発表される防災気象情報に応じて、どのような行動をとるべきか、どのようなルートで避難所に向かうべきかなどについて真剣に討議していました。
 討論を終えグループごとに、居住条件や家族構成などを踏まえた防災気象情報に応じた行動について発表を行い、命を守るためには事前の準備と早めの避難、スマートフォンなどでのいち早い情報の入手が大事との意見がありました。
 発表を受け、轟気象情報官から①常日頃からハザードマップ等で地域の災害リスクを知っておくこと②大雨が降りだしたら情報を早めに入手し、それに沿った行動を行うことが大事との講評がありました。
 また最後に、①災害はいつか起こるものと思って普段から備えること②自分は大丈夫とは思わないこと③自分の命は自分で守る、大切な人の命も守るという意識を持つこと④避難する際は家族や近所にも声をかけてとの話があり、本日のワークショップを終えました。

轟気象情報官の説明
班ごとの役割決め
黒光先生も討議に参加
みんなで発表の準備

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