第33回鹿大防災セミナーを開催しました


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 第33回鹿大防災セミナー(地震火山地域防災センター主催)を3月15日(火)にオンラインで開催いたしました。本セミナーには、本学の教職員および学生のほか、学外の方々を含め、40名の参加がありました。

 本センター地震火山防災研究分野責任者の西隆昭准教授(農水産獣医学域水産学系)の開会挨拶に続き、2つの講演を行いました。

 肥山浩樹氏(鹿児島大学農水産獣医学域農学系 准教授)は、「沖永良部島における侵食にともなう農地災害防止に関する基礎的研究」と題して、沖永良部島に整備された圃場の斜面崩壊を防止する対策として土壌改良剤が有効で植物が根付くまで崩壊しない事について報告しました。
 続いて、伊藤真一氏(鹿児島大学理工学域工学系 助教)は、「機械学習による斜面崩壊予測に関する研究」と題して、桜島における浸食発生地域予測モデルの構築、SAR画像を用いた崩壊地判読、土砂災害発生予測モデル構築に対する説明可能なAI(XAI)の適用について報告しました。

 講演後は質疑応答があり、活発な議論・意見が交わされ、教職員や学生、防災関係機関との交流と相互理解、連携につながる場となりました。


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