高校生や学生の参画を得た防災ワークショップに向けて

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 鹿児島大学地域防災教育研究センター地域連携部門(兼任)の黒光貴峰准教授(法文教育学域教育学系)は、小学5・6年生や保護者を対象にしたワークショップ(南日本リビング新聞社主催)が8月17日(木)に鹿児島市立玉江小学校、9月2日(土)には鹿児島市立清水小学校にて開催されることに合わせて、これが円滑かつ効果的に行われるよう、児童のサポート役を務める高校生や防災士資格を取得した大学生等を対象に、その事前説明会を8月10日(木)に鹿児島大学教育学部理系管理棟1階のPLCルームで行いました。

 ここでは、ワークショップの講評を務める黒光准教授が高校生4名、大学生4名に対して事前説明を行うとともに、この機会を利用して防災教育も行いました。

 この中で、同准教授から客観的な世論調査のデータに基づき、①これまでの経験から自分は大丈夫と思い避難行動に結びつかないことや、②防災意識には地域事情から格差があること、②どのように情報を収集し活用するかなどが防災の課題であることを学んだほか、浸水ARソフトを組み込んだタブレットを利用し、廊下や室外で水深と流れの速さを設定しながら浸水被害を体験していました。

 このあと、会場を地域防災教育研究センターに移し、田代哲郎事務局職員が自身の8.6豪雨災害時の体験なども紹介しながら、鹿児島大学の概要、本センターの取組や兼務教員の活動実績などについて説明を行いました。

(教育学部での事前説明・防災教育)

(地域防災教育研究センターでの説明)


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