令和６年３月７日に、鹿児島地方気象台にて両者の間で包括連携に関する協定を締結しました。
これまでも、両者の間では、ドローンを活用した火山調査や突風調査に向けたドローン講習会、鹿児島大学における学生への授業やワークショップ、本センター主催のシンポジウムやセミナーでのワークショップや講演、小中学生を対象としたAR浸水体験やワークショップ、さらには地域ニーズを踏まえた講演会などによる地域防災力向上の取組において連携を行ってきているところです。
このような中、昨今の激甚化する大雨や台風の他、地震や桜島の火山噴火等による自然災害から県民の生命や財産を守り、防災に貢献できるよう、それぞれの資源、人材、技術や機能の活用を図りながら、防災力の強化を促進していくことが必要との認識で一致いたしました。
このため、今後、持続的に、
１．鹿児島県内の気象、地震津波・火山等による自然災害に関する調査・研究
２．地域ニーズを踏まえた講演会、シンポジウム、ワークショップ及び出前授業などの防災教育
３．その他、両者が協議して必要と認める事項
に取り組んでいくこととしております。
具体的な取組に当たっては、それぞれにおいて関係の職員や教員に対しニーズ調査を行い、その結果を双方で持ち寄って意見交換を行い、可能なことから取り組んでいくこととしております。
当日の締結式には、両機関の職員・教員のほかに多くのメディアのみなさまも参加いただいたところであり、自然災害や防災への関心が高まっていることや、両機関への期待の大きさを改めて実感させていただきました。
