去る11月16日(日)、鹿児島市立大龍小学校で大龍校区まちづくり協議会の主催により「第3回大龍まちづくりフェスタ・防災フェスタ」が開催され、鹿児島大学地域防災教育研究センターは活動紹介のパネル展示やリーフレットの配布などを行いました。
同協議会は、大龍小学校区内の町内会や小・中学校、各PTA、各種団体、企業などから構成されており、ふるさとの輝く歴史や文化を誇りに、未来に躍進し続ける大龍校区づくりのため活動されています。その中でも、まちづくり推進部会は、地域や自然環境の大きな変化により生じる様々な災害に対し、防災・減災に努める心得を身につけ、地域住民が安心して暮らせるまちづくりを推進されています。
今回は、防災フェスタに出展される上町タウンマネジメント(上町地区の活性化のため有志で立ち上げたまちづくり団体)の松野広行代表幹事(防災士)から、出展に当たって一緒に連携できないかとの連絡を頂き、本センター防災教育部門長の松成裕子教授(医歯学域医学系)が対応しました。
当日は、本センターのパネルをもとに、現在のプロジェクトとして、近い将来予想される桜島大噴火に伴う複合災害を中心に、大規模複合災害に備えた学際的防災研究の推進と防災人材の育成に取り組んでいることや、兼務教員による地域防災活動の実績などを説明するとともに、本センターの紹介リーフレットや12月に開催するシンポジウムのチラシ、本学で防災士資格を取得するため手順を示した資料などを配布し、併せて、災害時コミュニケーションノートや災害時ハンカチーフなど聴覚障害者等支援ツールの展示・説明も行いました。
上町タウンマネジメントでは、「家族みんなで作ろう!上町こども防災ボトルチャレンジ!」と題して、小型LEDライトやアルミブランケットなどが入ったボトルを展示・販売するとともに、松野防災士が、この他に備えておくべきものを具体的に示しながら、なぜこのようなものが非常時に必要なのかなど説明されていました。子どもたちも強い関心を示し、一旦帰宅してから防災ボトルを購入するためにわざわざブースに戻ってきた子どももいました。
防災フェスタでは、この他、鹿児島市桜島火山防災研究所の井口所長による防災講話や、消防署、消防団、南風病院による展示などが行われていました。
センターとしては、今後とも地域と連携した防災活動を実施するなど、地域防災力の向上を図ってまいります。







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