地域防災教育研究センターでは、8月2日(火)に地頭薗センター長ほか事務局員が県庁を訪問し、危機管理防災局の危機管理課、災害対策課の皆様と「防災に関する意見交換」を行いました。
これは、本センターが今後、自治体をはじめ地域と連携しながら各種の取組(防災に係る地域課題の収集・解決、防災教育教材の作成・提供・防災に関する講演会の開催、助言・指導など)を進めるに当たり、防災対策の中核機関である鹿児島県危機管理防災局との連携や協力関係が欠かせないことから実施しました。
意見交換の冒頭に、本センターの取組について紹介した後に意見交換を行い、その中で、①近年の複合災害では多様な専門家が必要とされていることから、個々人とのつながりに加えて組織と組織のつながりが必要となっていること、②そのためには大学教職員の活動の一元化や見える化が必要との意見などが出されました。
このことも踏まえ、本センターでは、現在、教職員の地域貢献活動実績や、可能な地域貢献活動を把握すべく必要な作業を進めております。これらの情報については、学内での活用のほか、自治体をはじめ地域への提供についても行う予定です。
今後とも、様々な自治体を訪問させていただき、防災に係る取組の現状や大学への要望などの把握に努めていきたいと考えております。