伊佐市を訪問させていただきました

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 地域防災教育研究センターでは、これまで蓄積された研究成果を地域ニーズも踏まえながら地域に還元する活動にも積極的に取り組んでおり、昨年度は、兼務教員が県下各地から依頼を受けてシンポジウムや講演会、指導助言、各種委員会への参画など幅広い分野で160件(総参加者数4,417名)の活動を展開したところですが、地域防災力の向上にさらに貢献できるよう、直接、自治体を訪問し、センターの概要、取組などを紹介するとともに、地域の抱える課題などを聴取し、センター活動に反映させることとしています。

 このため、センター事務局の田代と謝で今年度(2023年度)第一回目の訪問先として伊佐市役所(菱刈庁舎)を訪問し、災害・防災の関係部局である総務課や農政課、林務課、建設課のみなさまと懇談を行いました。

 冒頭、センターからリーフレットや地域で防災活動ができる教員を紹介した冊子、令和4年度事業報告書等を使い、センターの取組方針・実績、かねてから連携している鹿児島地方気象台の活動などを紹介し、センターや気象台の活用を呼びかけたほか、今年度に実施予定の防災シンポジウムや防災セミナーについても併せて紹介しました。

 特に、防災シンポジウム(対面+オンライン)については、これまで学内で実施していましたが、初めてアウトリーチとして薩摩川内市で当該市のニーズも踏まえながら開催すること、また、防災セミナー(オンライン)では教職員や関係機関を対象に研究成果を紹介してきましたが、鹿児島豪雨災害から30年になるのを機に、地域防災の中核である自治体をはじめ地域住民のみなさまに災害や防災について基本的なことを体系的・網羅的に学んでいただける内容としたことも併せて紹介し、多くの参加をお願いしました。

 なお、シンポジウム等については、一部不確定な部分があり、内容が確定次第、センターホームページにてご紹介する予定です。

 その後、地域ニーズをはじめ防災士の資格取得ニーズや学生防災士(鹿児島大学では資格取得にもつながる授業を実施)の活用方法などについて意見交換を行い、センターで取組を行うに当たり有意なご意見をいただきました。伊佐市のみなさまには、お忙しい中に参加いただき、お陰で顔の見える関係も構築でき、今後、円滑なやり取りができるものと思っております。ありがとうございました。

 これからも、引き続き自治体を訪問し、センターの紹介や地域ニーズの把握、人的ネットワークの形成などを行ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


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