松田 史代
Matsuda Humiyo
医歯学域医学系・助教
専門分野:理学療法学(小児・高齢者)、パラスポーツ(障がい者スポーツ)、介護予防
所属学会:日本理学療法士協会(専門理学療法士(神経系))、日本パラスポーツ協会(上級障がい者スポーツ指導員)、日本神経科学学会、サルコペニアフレイル学会
外部委員:鹿児島県理学療法士協会(専門領域部長)、鹿児島県障害者スポーツ指導者協議会(幹事:クラス分け事業部)
貢献可能な活動
障がいのある方(特に身体障がい)への接し方・
対応・介助・支援(避難所での廃用症候群予防、身体活動支援含む)
理学療法士は、身体に障がいのある方や障がいの発生が予測される人に対して、基本動作能力の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法などで、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。医療機関や介護保険分野での理学療法士としての経験や、公民館での住民の方の健康指導などの経験の専門性を活かした活動をできれば、と思っております。
障がいを呈した方や要支援者の避難所等への移動方法について(介助や支援方法含む)
理学療法士の専門性を生かし、地域で生活される障がいを呈した方(主に車いすや杖使用される方)の移動方法への介助の方法や支援のあり方などサポートすることができます。全国障がい者スポーツ大会の鹿児島県選手団役員として開催県までの移動(飛行機や新幹線、バスなど)や大会期間中の支援・サポートを行っています。それぞれの障がいに応じた介助・支援をより具体的にサポートできればと思っております。
避難所の環境整備(バリア問題、福祉用具など含む)
住環境整備は、障がいの特性により対応が異なります。避難所という限られた空間で、どのような配慮が必要なのか、どのようなところを整備しなければならないのか、などの検討が必要になってくると思います。また、福祉用具の使用や選択についても、専門性を活かしたサポートできればと思っております。
活動実績例
活動項目 | 対象者 | 場所 | 活動内容 |
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出前講義 | 高校生 | 県内の高校 | 鹿児島県・熊本県の高校で「理学療法とは」とのテーマに沿って理学療法士の仕事内容について話をする際に、地域での活動の一環で防災の際にも役割があることを話した。 |
指導・助言等 | 障害者手帳保有者 | 鴨池補助グランド等 | 全国障がい者スポーツ大会(栃木大会)へ出場する選手の開催県までの移動手段の確認や介助の必要性・在り方などを助言した。また、実際に帯同しサポートを行った。 |
指導・助言等 | 地域在住の高齢者 | 鹿児島市内公民館 | 鹿児島市内在住の高齢者を対象に、廃用症候群の予防や住環境整備のチェック項目や注意点などについて話した。 |
指導・助言等 | 地域在住の高齢者 | 十島村各島 | 保健事業と介護予防等との一体的な実施を踏まえた高齢者の保健事業の業務として十島村の高齢者への身体機能評価や健康教室の実施、集会所のバリア面の相談に対する助言などを行った。 |
キーワード
リハビリテーション、理学療法、住環境整備、身体障がい、福祉用具