地域防災教育研究センターでは、これまで蓄積された研究成果を地域ニーズも踏まえながら地域に還元する活動にも積極的に取り組んでいますが、県下各地の地域防災力の向上にさらに貢献できるよう、直接、自治体を訪問し、センターの概要、取組などを紹介するとともに、地域の抱える課題などを聴取して、地域ニーズに応える、あるいはセンターの活動に反映させることとしています。
今回は、地元からの要請を受けて、事務局の田代及び宋が今年度(2024年度)1回目の訪問先となる、
いちき串木野市役所を訪問し、災害・防災の関係部局であるまちづくり防災課のみなさまと意見交換をさせていただきました。
冒頭、センターからリーフレットや地域で災害・防災に関する講演活動などができる教員を紹介した冊子、令和5年度事業報告書などを使いながら、センターの取組方針・活動実績について説明しました。
併せて、かねて連携して活動しており、去る3月7日には包括連携協定を締結した鹿児島地方気象台の活動（住民等に対する大雨防災や津波防災のワークショップ開催など）も紹介し、センターや気象台の活用を呼びかけたほか、令和6年度も防災に関するシンポジウムやセミナーを開催予定であることから参加についてもご検討をお願いしました。
その後、災害・防災に関する地域の現状や課題、センターへの要望などについて意見交換をさせていただき、今後のセンターの取組に当たって多くの有意なご意見をいただきました。
職員のみなさまには、お忙しい中に丁寧に対応いただき、お陰で顔の見える関係も構築でき、今後、円滑なやり取りができるものと期待しております。ありがとうございました。
今後も、引き続き自治体を訪問し、センターの紹介や地域ニーズの把握、意見交換を通じて人的ネットワークの形成や地域ニーズの解決に努めていくこととしておりますので、自治体のみなさまには、お気軽にご相談いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
