地域防災教育研究センターでは、これまで蓄積された研究成果を地域ニーズも踏まえながら地域に還元する活動にも積極的に取り組んでいますが、県下各地の地域防災力の向上にさらに貢献できるよう、直接、自治体を訪問し、センターの概要、取組などを紹介するとともに、地域の抱える課題などを聴取して、地域ニーズに応える、あるいはセンターの活動に反映させることとしています。
今回は、事務局の田代が、10月30日(水)には天城町を、31日(木)には徳之島町と伊仙町を訪問し、災害・防災関係について意見交換をさせていただきました。
冒頭、センターからリーフレットや地域で災害・防災に関する講演活動などができる教員を紹介した冊子、その他説明資料を使いながら、センターの取組方針・活動実績について紹介しました。
併せて、かねて連携し活動しており、去る3月7日には包括連携協定を締結した鹿児島地方気象台の取組(住民等に対する講演や大雨防災ワークショップ開催など)も紹介し、センターや気象台の活用を呼びかけたほか、現在、5回シリーズで開催中の防災セミナー(第3回まで終了し、残る2回は1月に開催予定)や、12月7日(土)に鹿児島大学(稲盛会館+オンライン)で開催予定のシンポジウム(県内の火山や地震がテーマ)についても紹介し、参加についてもご検討をお願いしました。
その後、災害・防災に関する地域の現状や課題、センターへの要望(講演会や教材等のニーズ)などについて意見交換をさせていただき、今後のセンターの取組に当たって多くの有意なご意見をいただきました。
職員のみなさまには、お忙しい中に丁寧に対応いただき、お陰で顔の見える関係も構築でき、今後、円滑なやり取りができるものと期待しております。ありがとうございました。
今後も、引き続き自治体を訪問し、意見交換による人的ネットワークの形成や地域ニーズの解決に努めていくこととしております。
自治体のみなさまには、お気軽にご相談ください。また、防災シンポジウムや防災セミナーについてはセンターホームページに掲載していますので、ご覧いただき、参加をご検討下さい。