県内５市町を訪問させていただきました

　鹿児島大学地域防災教育研究センターでは、これまで蓄積された研究成果を地域ニーズも踏まえながら地域に還元する活動に積極的に取り組んでおります。

　そこで、県内各地の地域防災力の向上にさらに貢献できるよう、直接自治体を訪問し、センターの概要、取組などを紹介するとともに、地域の抱える課題などを聴取して、地域ニーズに応える、あるいはセンターの活動に反映させることとしております。

　今回は、事務局の五反田特任専門員が、11月20～27日に指宿市、枕崎市、長島町、阿久根市、湧水町を訪問し、災害・防災関係について意見交換をさせていただきました。

　冒頭センターから、リーフレットや説明資料などを用いながら、センターの取組方針・活動実績や自治体訪問・地域ニーズ調査で寄せられたご意見への対応結果、包括連携協定を締結している鹿児島地方気象台の活動などを紹介し、センターや気象台の活用を呼びかけたほか、12月21日に開催予定のシンポジウムや毎年度開催している鹿大防災セミナーを紹介し、参加についてもご検討をお願いいたしました。

　その後、災害・防災に関する地域の現状や課題（備蓄や自主防災組織の育成等）、センターへの要望（参考事例の情報提供等）などについて意見交換をさせていただき、今後のセンターの取組に当たって多くの有意なご意見をいただきました。

　職員の皆様には、お忙しい中丁寧にご対応いただきました。お陰様で顔の見える関係も構築でき、より円滑なやり取りができるものと期待しております。ありがとうございました。

　今後も、引き続き自治体を訪問し、意見交換による人的ネットワークの形成や地域ニーズの解決に努めていくこととしております。

　自治体の皆様には、お気軽にご相談いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

• X