井村隆介
Ryusuke Imura
農水産獣医学域農学系・教授
専門分野:地質学、火山学、地震学、自然史、自然災害科学
所属学会:日本地質学会、日本火山学会、活断層学会、日本第四紀学会、日本自然災害学会、日本災害情報学会
貢献可能な活動
火山噴火・地震・活断層・津波の履歴調査とその災害に関する研究
地形学や地質学の手法を用いて、火山噴火史、地震・津波の発生履歴やその災害に関する調査・研究を行っています。地域の災害リスクを科学的に検討し、それを防災に活かすための研究をしています。
大規模火山噴火と気候変動・環境変化
南九州の現在の環境を理解するためには、気候変動のような世界規模で起こった環境変動史のほかに、大規模な火山活動による環境変化の歴史を知っておく必要があります。様々な時間スケールでみた環境変遷史の研究をしています。
自然災害科学の啓発・教育
防災情報は、それが必要な人に、必要なときに、必要なかたちで伝えられないと意味がありません。そのためには、リアルタイムでの状況把握と情報提供が重要です。災害時のメディアへの情報提供はもちろん、普段からの啓発・教育活動に努めています。住民や子どもたちへの講演は年間50回以上になります。
活動実績例
活動項目 | 対象者 | 場所 | 活動内容 |
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セミナー | 児童クラブ支援員 | かごしま市民福祉プラザ | 「みんなで考える防災~学校・家庭・地域の役割~」 |
鹿児島市消防団 | 鹿児島市役所 | 「みんなが考える防災」 | |
招待講演等 | JPGU会員 | 幕張メッセ | 日本地球惑星科学連合2022年大会「霧島火山地域における教育プログラム」 |
一般 | 知名町中央公民館 | 日本島嶼学会「琉球弧と沖永良部島の成立」 | |
指導・助言等 | 教員・児童・生徒 | 蒲生中学校 | 「地震に備える」 |
〃 | 加治木養護学校 | 「子どもを守るこれからの防災教育,防災体制の在り方について」 | |
委員会等 | 教育関係者 | ふれあいかせだ | 鹿児島県教育委員会「鹿児島県の防災教育」 |
取材対応 | 各種メディア | スタジオほか | 「2022年1月トンガ海底噴火津波」「2022年7月桜島噴火警戒レベル5」「2022年9月台風14号」など |
キーワード
火山災害、地震災害、津波災害、土砂災害、自然史、自然災害科学、防災科学教育